柔道整復師・鍼灸師国家試験を控えた受験生のみなさんへ

こんにちは。ミツマタです。
令和8年2月22日の鍼灸師国家試験、3月1日の柔道整復師国家試験を受験されるみなさまへ、ここまで来るまでに積み重ねてきた時間、努力、迷い、焦り——そのすべてが、今のあなたをつくっています。
直前期は不安が強くなりがちですが、それは「本気で向き合ってきた証拠」。まずは、ここまで頑張ってきた自分をしっかり認めてあげてください。

国家試験を目前に控えた今だからこそ、日々の過ごし方が結果を左右します。
本日は、柔道整復師、鍼灸師として自らの施術所を経営する傍ら、柔道整復師養成学校の講師として、また柔道整復師国家試験対策塾(O.I.T国試塾)塾長としてもご活躍されている井沼光明先生に受験生のみなさんへ具体的なアドバイスをいただきました。

【特別メッセージ】 井沼光明先生より
国試までの毎日の過ごし方
油断しない、実力を過信しない
卒業試験を終え、ホッと一息ついている方も多いと思います。
しかし、数日間何もしないだけで、知識は驚くほど抜けていきます。
数年前、国試で75%を取れる実力があった教え子に、国試の2か月後、実験的に模擬試験を解いてもらったことがありました。
結果は 55%。
本人も私も、非常に驚いたのを今でも覚えています。
国試本番まで、気を緩めず取り組んでいきましょう。
短期記憶に頼る分野をまとめる
どうしても覚えにくい内容は誰にでもあります。
その分野に時間をかけすぎるのではなく、効率的な工夫をしましょう。
例えば、スマホのアルバム機能を使って、苦手な内容を写真でストックします。
・毎日1回は見る
・国試直前に眺めて覚える
こうした使い方がおすすめです。
また、午前試験の直前に午後の内容が混ざると、無駄が生まれます。
- 鍼灸学生:「午前」「午後」
- 柔整学生:「必修」「一般午前」「午後」
とフォルダを分けて整理しておきましょう。
直前期に大切にしてほしいこと
新しいことに手を出しすぎない
「もっとやらなきゃ」と思うほど、未知の問題に目が向きがちです。
この時期はできることを確実に取ることが何より大切。
今まで解いてきた問題、間違えたところ、苦手だった分野を軽く確認するだけで十分です。
体調管理も“実力のうち”
睡眠不足や食事の乱れは、集中力を大きく下げます。
・いつも通りの生活リズム
・試験当日を想定した起床時間
・胃腸に負担の少ない食事
これも立派な試験対策です。

緊張してOK、不安があってOK
「緊張してはいけない」「不安になるのはダメ」ではありません。
緊張するのは、真剣だから。
不安になるのは、合格したい気持ちがあるから。
感情を否定せず、「それだけ本気なんだな」と受け止めてください。
【国試直前】心と体の整え方
とにかくポジティブに
精神論に聞こえるかもしれませんが、とても大切です。
何が起きても、ポジティブに捉える習慣をつけましょう。
例えば、試験前にインフルエンザにかかったら、
「国試本番じゃなくて良かった。免疫ができた。」と考える。
運を引き寄せ、味方につけてください。
国試当日の過ごし方をイメージする
国試当日に起きる時間を逆算し、毎週日曜日はその時間に起きるなど、少しずつ心身を合わせていきましょう。
柔整の方は、国家試験は鉛筆が必要です。
そろそろ鉛筆で勉強する習慣をつけておくのもおすすめです。
日常と本番の差をできるだけ小さくすることがポイントです。
井沼先生、メッセージありがとうございました。
【国試本番】落ち着いて実力を出すために

試験会場に向かうあなたは、もう十分に準備してきた人です。
すべてを完璧に思い出そうとしなくて大丈夫。
一問一問、目の前の問題に集中してください。
・分からない問題があっても焦らない
・周りと比べない
・深呼吸をひとつ
あなたが積み上げてきたものは、試験用紙の前で必ず力になります。
周りと比較しないこと
座席は誕生日順で決まり、周りは知らない人ばかりです。
なぜか周囲の人が賢く見えるものですが、他人の点数は一切関係ありません。
井沼先生は、周囲を意識しないために、あえてメガネを外して試験に臨んでいたそうです。
「外の世界を自分に入れない」工夫も大切です。
腕時計は必ず持参する
試験会場によっては、教室に時計がない場合もあります。
アナログ式の腕時計を準備しておきましょう。

トイレは何回行ってもいい
試験中、集中できない・流れを変えたい・眠いと感じたら、トイレに行って気分転換しても構いません。
顔を洗ったり、手を洗ったりするだけでも、頭がスッと切り替わります。
【最後に】
国家試験はゴールではなく、治療家としてのスタートラインです。
この試験を越えた先には、患者さまの痛みや不安に向き合い、信頼される存在として現場に立つあなたの姿があります。
これまで積み重ねてきた知識や技術、実習や臨床での経験は、決して無駄にはなっていません。
試験という形で問われるのはその一部にすぎませんが、あなたがここまで歩んできた道のりそのものが、すでに治療家としての土台になっています。
自分を信じて、落ち着いて、いつも通りに。
国家資格を取得すれば、世界は大きく広がります。
その広がった世界をどう活かすかは、みなさん次第です。
やりがいのある治療家の世界が、必ず待っています。
今は国家資格取得に向けて、コンディションを最高の状態に仕上げてください。
私たち、株式会社いつき総研は未来の整骨院・鍼灸業界を支えるみなさんを心から応援しています。
みなさんの合格と、その先のご活躍を心から応援しています。
