ホームページを作る上でやってはいけない事5選

みなさん、こんにちは!
いつき総研のばーやんです!
ホームページを持っている整骨院・接骨院・鍼灸院の先生方からこのようなお声をよく耳にします。

患者さんからの問い合わせが全然増えない



HPの更新ができずに放置している…
せっかくお金をかけて作ったのに、中々集患につながらない院は多いです。
私たちいつき総研は、2004年の創業以来1800件以上の開業をお手伝いしてきました。
その中で「これはやってはいけない!」という事例をいくつも見てきました。
今回はその中から、ホームページ制作前にぜひ知っていただきたいポイントを5つに絞ってご紹介します。
目的とターゲットを決めないまま作るのはNG
「とりあえずカッコいいサイトを作りたい」
この考え方でホームページを作った先生の多くはしばらくしてこう言います。



全然予約に繋がらないんです…
デザインが良くても、“誰に・何を伝え・どう行動してほしいか”が決まっていなければ、ホームページはただのパンフレット止まりです。
目的を明確に
ただの情報掲載にとどめず「予約や問い合わせにつなげる」設計にする
ターゲットを定める
年齢層・性別・ライフスタイル(例:部活をしている学生、在宅ワークの40代など)
導線を意識する
電話・LINE・予約フォームをどこからでも押せるようにする
格安サービスに飛びつくと損をする
「10万円でホームページ作れます!」
こうした謳い文句で格安でホームページを作成される方が多いです。
値段を安く抑えることはとても魅力的ですよね。
しかし、安すぎるとそれ相応のデメリットも生じます。
修正するたびに追加費用
「受付時間を変更したい」だけでも数千円の請求。頻繁に変えると予想外の出費に。
スマホ対応していない
現在8割以上の人がスマホで情報収集しているため、大きな機会損失を生んでいる。
構築後のサポートがない
HPは公開して放置するものではなく、育てる必要がある。相談できる相手がいることが大きな武器になる。
結果的に「これじゃダメだ」と、結局作り直す先生が非常に多いです。
最初からしっかり投資した方が時間もお金も無駄にならないというケースは珍しい話ではありません。
写真やデザインを甘く見ると“安っぽい”印象に
デザインはホームページをご覧になる未来の患者さんからの第一印象を大きく左右します、隅々まで問い合わせに繋がるデザインが必須です。
「写真はスマホで撮ったから大丈夫」
こう思っていた先生のホームページは、暗くて狭そうに見える院内写真のせいで、実際よりも不衛生な印象になってしまいました。
患者さんは“雰囲気”を写真から判断します。どれだけ腕がよくても、第一印象で「ここはちょっと…」と思われたら来院にはつながりません。
整骨院イメージの低下や情報が探しにくく、伝えるべきメッセージが弱まってしまいます。
細部のデザインにまでこだわることで、お問い合わせに繋がります。
フリー素材写真の使用
整骨院の個性が伝わらず、信頼性に欠ける印象を与えます。
トーン(デザイン)&マナー(見せ方)に一貫性がない
デザインに統一感がなく、安っぽく見えてしまいます。
アニメーションや音の多用
サイトが重くなり、情報が伝わりにくくなります。
文字サイズが小さい
特に高齢の患者様にとって、読みにくいサイトはストレスです。
情報発信をおろそかにすると信頼を失う
ホームページは「作ったら完成」ではなく、育てていくものです。
ところが実際には、更新が止まって古い情報のまま放置されていたり、他院の文章をコピペして使っていたり…そんなサイトをよく見かけます。
例えば、受付時間を変更したのにホームページは昔のまま。
患者さんが夜に来院して「閉まっていたんですけど…」といった声もあります。
また、専門用語をそのまま並べてしまうと、患者さんには伝わりません。
「腰椎椎間板ヘルニアの除圧療法に特化…」と書かれるよりも、
「腰のしびれや痛みでお悩みの方へ。こんな治療を行っています」と言ったほうがずっと分かりやすいですよね。
問い合わせフォームが見つかりにくい、送信できない、といったケースも少なくありません。
せっかく「行ってみようかな」と思ってくれた患者さんを逃してしまうのは、非常にもったいないことです。
ホームページは患者さんにとって“安心できる窓口”であることが大切。
情報を分かりやすく伝え、常に最新に保つことで「ここなら信頼できそう」と思ってもらえるのです。
コピペ(他院の文章をまるごと流用)
→ 検索エンジン評価の低下や著作権トラブルに発展
更新が止まって古い情報のまま放置
→ 受付時間や料金が違っていて患者が混乱
専門用語だらけで伝わらない
→ 患者さんが理解できず予約に結びつかない
問い合わせフォームの不具合や導線不明瞭
→ 興味があっても連絡できず離脱
SEO対策が「キーワード詰め込み」だけ
→ 検索評価が下がる
セキュリティ対策を軽視しない
ホームページのセキュリティ対策は、先生方が思っている以上に重要です。
例えば、SSL対応していないサイトはブラウザに「安全ではありません」と表示されます。
患者さんからすると



なんか怪しい画面が出てきたから開くのやめよう



このホームページに情報を送っても大丈夫なのかな?
と不安になってしまいますよね。
また、パスワードを簡単に設定していたために不正ログインされ、サイトが改ざんされてしまったケースもあります。
さらに、サーバーやCMS(WordPressなど)を長期間アップデートしていないと、脆弱性を突かれて攻撃を受ける危険性も高まります。
最悪の場合、個人情報が流出してニュースになる…なんて事態もゼロではありません。
セキュリティは目に見えにくい部分だからこそ、患者さんは“安心できるかどうか”で判断します。
SSL化、定期的な更新、強固なパスワード、そして自動バックアップ。
これらは最低限の対策として必ず押さえておきたいポイントです。
SSL(HTTPS)非対応
→ ブラウザに「安全ではありません」と表示され患者が離脱
簡単なパスワードや共用アカウントの放置
→ 不正ログインからのサイト改ざん・情報流出
CMSやプラグインの長期未更新
→ 脆弱性を突かれて攻撃される
バックアップ未整備
→ データ消失時に復旧できない
個人情報取り扱いの不備
→ 法的リスクや患者の不信感につながる
まとめ
ホームページは「ただ作る」だけでは意味がありません。安さや見た目だけで選んでしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあります。特に、情報の更新とセキュリティ対策は「後でやればいいや」と思われがちですが、患者さんからの信頼を得るうえで非常に重要な要素です。
また、見た目が良くても「内容が薄い」 「問い合わせへの導線が悪い」 「読み手に伝わらない」という小さなズレが、結果として予約や来院につながらない原因になってしまうことがよくあります。これらは意識するかしないか、最初の設計段階や運用の仕方で大きく変わります。
もし「自分ではどこをどう改善したら変わるのか」が分からない、という先生は、私たちにお任せください。
私たちいつき総研では、整骨院・接骨院・鍼灸院に特化したホームページ制作サービス “One” をご提供しています。過去の多数の院での制作・運用データをもとに、プロの撮影+使いやすい更新体制をセットにして、制作前はもちろん完成後も丁寧にサポートいたします。
まずはお気軽に、現在のホームページの気になるところを一緒にチェックしてみませんか?
小さな改善が将来的な集患の大きな差になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
先生の院が「この先生にみてもらいたい!」と思われるホームページになることを心から願っています。







